bgrassのシード資金調達に寄せて
プレシードで投資をさせていただいた、bgrassがサイバーエージェントキャピタル、F Venturesおよびエンジェルの皆様からシードの資金調達を実施しました!
個人的に非常に思い入れが強い投資先であり、今回の資金調達に寄せて、これまでのことを書いてみようと思います。
咸さんとの出会い
……を書こうと思ったのですが、咸さんが出されたnoteに出資経緯含めて詳しく書かれていたので、是非こちらをご覧ください。笑
ちなみに文中の交流会の時、社内の担当者が別の者だった都合もあり、私は咸さんとそれほどお話していないと思うのですが、咸さんがその場にいた全員と名刺交換をしようとされていたのがとても印象に残っていました(やるべきだとわかっていても、やれる人はなかなかいないですよね。私も壁の花タイプです)。
しかも、後々聞いてみたらその日のご縁を複数仕事に繋げていました。素晴らしすぎる🥺
初の自分起案の主担当案件として
そんな出会いを経て、bgrassは、2023年6月、Yazawa Veuntesリードにてプレシード投資させていただいた企業です。
インキュベイトファンドはかなり特殊なベンチャーキャピタルで、アソシエイトは数年間の修行期間を経て独立することを前提として採用されています。数年間というシードVCとしては短い時間的制約がある都合もあり、フラッグシップファンド(「x号ファンド」)において、アソシエイトは個人としての担当案件を持ちません。投資先には、GPのチームに所属し、所属GPの担当案件をサポートするという形で関わります。フラッグシップファンドの投資先に対してはGPがハンズオン支援をコミットしており、我々アソシエイトが適宜サポートしつつも、主な担当はGPとなります。アソシエイトがソーシングした企業でも同様です。
bgrassは、フラッグシップファンドからの投資ではなく、弊社が別途運営する少額出資ヴィークルからの出資です。こちらのヴィークルはメイン担当者がGPではなくアソシエイトとなり、アソシエイトが日々の支援の主な担当者となります(投資に関わる諸々のルールもフラッグシップファンドとは異なります)。そしてbgrassは私にとって、初の自分起案の主担当案件です。
そんなこんなの経緯もあり、思い入れはとっても強いです。普段は矢澤さんと一緒にコミュニケーションを取らせていただきながら、今回のファイナンスにあたってはVCのご紹介をさせていただいたり、弊社主催のピッチイベント・Pitch Dayに参加いただいたり、Monthly Pitchで応援コメントをさせていただいたりしました。
応援される力
咸さんを見ていて本当にすごいなと思うのは、巻き込み力・応援される力です。原体験から来る想いの熱さと、どのようにしたらビジネスでジェンダーギャップの課題を解決できるのかの冷静な思考のバランスが素晴らしいです。咸さんと喋ると誰しもが彼女を応援したくなるように思います。
bgrassが運営している事業は、社会的意義があると同時に大きな資本的ポテンシャルを秘めていると思います。これから一緒に大成功していきたいです!